マンション経営を始めるときに物件選びで一番大切なこと
PR|兵庫県姫路市の離婚の専門弁護士 |
マンション経営を始める前に、まず投資マンションの物件選びで迷うと思います。実際に私が経験した物件選びをご紹介します。
まずSNSデータを分析することから始めて、インターネットの不動産サイトで気になった物件(この時は利回り重視)を不動産会社に連絡して内見させてもらいました。写真では分からなかった近所の雰囲気や共用部の臭いなどが分かります。
せっかく立地が良くても旗竿地で広範囲にロードヒーティングが施されていた物件。利回りは20%を超えていましたが、それ以上に冬の光熱費が恐ろしくかかること、売却時に旗竿地は売れにくいこと、駐車場に車を入れる際は必ずバックで入れなければならないことなどを聞き辞めました。また、おしゃれなデザイナーズマンションの内見では、地下駐車場の屋根が低く作られていて今時セダン以外が駐車できない、目の前に電車が走っていて騒音がひどい、地下鉄駅から5分といいつつ急な坂を3分以上登る物件もありました。また、これもおしゃれなデザイナーズ物件でしたが動物の臭いが共用部に染み込んでいて、絨毯敷きの階段や廊下は張替をしないと無理な物件…。これらの物件はいずれも地下鉄駅から徒歩10分以内の立地で利回りは高かったのですが、立地の割に利回りの良い物件は何かあると思って間違いないと確信しました。
その後は不動産会社に連絡する前に、外観だけでもまずは自分の足でチェックすることにしました。近隣に同じタイプのマンションがずらりと並んでいたり、プロパンガス物件なのに灯油タンクを前に設置していかにも灯油と都市ガス物件風に見せていたり、近所に違反駐車が多く、近隣の治安に不安がある物件など、利回りなどよりも、まずは自分ならここに住みたいと思うか?だんだんそういう目線で物件を見るようになっていきました。
最終的には大きな美術館の横で窓から緑の美しい景観が楽しめる、部屋は狭いけど自分ならここに住みたいと思える物件に巡り合いました。入居者の視点に立って考えることが一番大切、これはマンション経営にかかわらず、どんな商売でも鉄則であると再確認しました。